健康のためと自分の尿を飲み続ける女性。歯磨きや軟膏としても
アメリカ・コロラドスプリングス在住のキャリーさんという女性は現在53歳で4人の娘の母親でもあります。
彼女は過去にがんを患ったことがきっかけで、非常に奇妙な食習慣を持つことになりました
それは、暖かい自分の尿を飲むこと。
ここ4年間、彼女は自らの尿を飲むことが自分への慰めと信じ、今では尿を毎日グラスに5杯摂取することが止められなくなってしまいました。
ことの発端は8年ほど前に患った悪性腫瘍。
様々な健康法がある中、彼女は尿を飲むことが病状の回復につながると信じ、以来この奇妙な習慣が身についてしまったと言います。
彼女いわく、自分の尿は食べたものによって味と香りが変化するとのこと。
塩辛い時もあれば、プラムのシャンパンみたいな味やレモン風味になることもあり、それは尿を出す前に口にした食べ物に影響しているということです。
おいしく尿を飲むためには、ある程度食べるものにも気を使わなければいけないと彼女は言います。
例えばアスパラガスはもともと好物だったのですが、それを食べた後の尿はあんまりおいしくなかったため、最近では食べるのを控えているようです。
また、尿は健康にいいと信じ切っている彼女は、飲むだけでなく、尿で歯を磨いたり目薬として使ったり、軟膏として肌に塗りつけたりもしているそうです。
はたしてこんなことが健康にいいと言えるのでしょうか。
エジプトや中国などでは薬効があるとして消費されていたこともあったそうですが、現代の医療専門家の意見では治癒効果があるという実証はされておらず、健康上の利点も考えにくいとのこと。
増してや、体をフィルターにして出てきた液体は濃縮された老廃物でもあるので、胃や腸に損傷を与える恐れもあり、とても健康に良いとは言えないとの見解もあるようです。
アメリカのケーブルテレビ局、TLCで放映されている「My Strange Adiction(私の奇妙な中毒)」でキャリーさんの日常を見ることができます。
この奇妙な飲尿習慣を友人にカミングアウトした時の様子も放映されています。
友人はとても受け入れがたいという表情です。
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